東京外国語大学言語モジュール

3.5. 下降調 (2)

 ここでは促音節に現れる下降調を学びます。促音節は常に下降調となり、末尾に声門閉鎖音-ʔが現れます(一部の外来語を除く)。また喉が若干緊張します。

 

 なお開音節および撥音節に現れる下降調は母音の上に[̂]をつけて表しますが、促音節は基本的に下降調しかなく、また末尾に-ʔがあるため、[̂]を表記しないことにします。

 

 単母音の場合、母音が非常に短くなるため、聞こえとしては下がりきらないように聞こえます。二重母音でははっきりと末尾が下がりきります。

 

1. 促音節に現れる下降調の例(1) 単母音の場合

စပ် [saʔ ] 辛い
ရပ် [yaʔ ] 止まる
ပျက် [pyɛʔ ] 壊れる
မြစ် [myiʔ ] 河(ချောင်း [cʰáuɴ] 「川」より大きい)

2. 促音節に現れる下降調の例(2) 二重母音の場合

ကြိုက် [caiʔ ] 好きだ
သောက် [t̪auʔ ] 飲む
မြောက် [myauʔ ]
ပြုတ် [pyouʔ ] 外れる、取れる;茹でる

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