それぞれいくつかのパターンに分けて練習してみましょう。本節では第1音節が低平調の場合と高平調の場合です。
1. 第1音節が低平調の場合
日本語母語話者は発話の初めが高くなりがちです。低くなるように気をつけましょう。また低平調が2つ以上続けて発音することが非常に苦手で、つい自然にどこかの音節を高くしてしまいます。頑張って低い声調を続けることができるように繰り返し練習して下さい。
2. 第1音節が高平調の場合
上で述べたように日本語母語話者は発話の初めが高くなりがちなので、出だしはあまり難しくありません。ただ単独で発音すると末尾が下がりますが、2音節目がある場合は、1音節目の高平調の末尾が下がらなくなります。
では例を見ましょう。