東京外国語大学言語モジュール

8.2. 2音節からなる語句の聞き取り練習(1)

 それぞれいくつかのパターンに分けて練習してみましょう。本節では第1音節が低平調の場合と高平調の場合です。

 

1. 第1音節が低平調の場合

 日本語母語話者は発話の初めが高くなりがちです。低くなるように気をつけましょう。また低平調が2つ以上続けて発音することが非常に苦手で、つい自然にどこかの音節を高くしてしまいます。頑張って低い声調を続けることができるように繰り返し練習して下さい。

ကူညီ [kù ɲì ] 協力する
ရန်ကုန် [yàɴ ɡòuɴ ] ヤンゴン【地名】
ဆွေမျိုး [sʰwè myó ] 親類
စုံစမ်း [sòuɴ záɴ ] 調査する
ဂီတ [ɡì tâ ] 音楽
သိမ်မွေ့ [t̪èiɴ mwê ] (行為が)穏やかだ
စာအုပ် [sà ʔouʔ ]
နံပါတ် [nàɴ baʔ ] ナンバー < Eng. number

2. 第1音節が高平調の場合

 上で述べたように日本語母語話者は発話の初めが高くなりがちなので、出だしはあまり難しくありません。ただ単独で発音すると末尾が下がりますが、2音節目がある場合は、1音節目の高平調の末尾が下がらなくなります。

မီး [mí ] 火;電気、明かり
မီးဖို [mí bò ] 台所
ကျောင်း [cáuɴ ] 学校、寺
ကျောင်းသူ [cáuɴ d̪ù ] 女子学生

 では例を見ましょう。

ပိုးကောင် [pó ɡàuɴ ]
တောင်းပန် [táuɴ bàɴ ] 謝る
နည်းပါး [nɛ́ pá ] 乏しい
ခေါင်းလောင်း [kʰáuɴ láuɴ ]
ဖေးမ [pʰé mâ ] 助ける
လမ်းမ [láɴ mâ ] 幹線道路、大通り
တိုးတက် [tó tɛʔ ] 発展する
စမ်းသပ် [sáɴ t̪aʔ ] 試す

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