東京外国語大学言語モジュール

3.2.2.3. 接辞調和 (3/3)
(3)母音の交替形 
 このように接辞の母音は交替するので、実用書や語学書などで接辞を示す時は便宜的に-(n)i4nや-de2というように示されています。iが狭母音、eが広母音を示し、数字が交替しうる数を示しています。以下に母音の交替形をまとめておきますので、参考にしてください。
直前の母音
「-i4」の母音(狭)
「-e2」の母音(広)
a
(後・非)
ı
(後・非)
a
(後)
e
(前・非)
i
(前・非)
e
(前)
ı
(後・非)
ı
(後・非)
a
(後)
i
(前・非)
i
(前・非)
e
(前)
o
(後・円)
u
(後・円)
a
(後)
ö
(前・円)
ü
(前・円)
e
(前)
u
(後・円)
u
(後・円)
a
(後)
ü
(前・円)
ü
(前・円)
e
(前)