(2)場所格での例
「~で」という意味(場所格)を示す接辞は、接続する語幹の最終音節の母音に従って、広母音グループで母音が決定されます。庭bahçeにつく時は、最終音節のeに従って、舌の調和で前舌母音、唇の調和で非円唇母音となり、広母音グループの中からeが選ばれます。肩omuzにつく時は、最終音節のuに従って、舌の調和で後舌母音、唇の調和で円唇母音となるが、広母音グループの場合には円唇母音の交替形はないので、aが選ばれます。
こちらも以下に例を示しておきましょう。
のどで boğazda 庭で bahçede
腹で karında 黒海で Karadenizde
駅で istasyonda 湖で gölde
肩で omuzda 胸で göğüste