東京外国語大学言語モジュール

5.2. t, d
 tは無声歯茎破裂音[t]で、dは有声歯茎破裂音[d]で実現します。調音位置は個人差があり、歯音~歯茎音まで幅がありますが、代表異音として歯茎音で示せると考えられます。5.1で示した[p]同様、帯気音化した[tʰ]が音環境によって実現しますが、体系的には無声・有声の対立としての音素/t/と/d/になります。
tenis, deniz
atmak, etmek
tutak, dudak
at, ad