東京外国語大学言語モジュール

3.9. 同じ母音の連続
 同じ母音が連続している場合,その2つの母音の間には声門閉鎖が挿入されます。声門閉鎖とはのど仏の部分にある声門を閉じることで,例えば驚いたときに発する,「あっ!」,「えっ!」といった声の「っ」の部分です。実際に試してみれば「あ」,「え」の後でのど仏のあたりを閉じているのを感じられると思います。
 インドネシア語で同じ母音の連続を含む単語はそれほど多くありませんが,基本的な単語にも出てくることがあります。
 例1:maaf(すみません)
 例2:keempat(4番目:ke+4)
 
(文中、太字のものは下で音声を聞くことができます。)
maaf (すみません)
keempat (4番目:ke+4)
練習  モデルに合わせて発音しましょう。
saat (瞬間,時)
koordinasi (調整)
keenam (6番目:ke+6)
taat (従う)