東京外国語大学言語モジュール

3.6. 疑問文のイントネーション
次に疑問文のイントネーションを練習しましょう。疑問文のイントネーションは,日本語同様,基本的に文末が上昇イントネーションとなります。それ以外はこれまで練習したパターンとほぼ同じです。ただし疑問詞のある疑問文の場合,文末が上昇イントネーションとならない場合もあります。
 また,疑問文でapakah(疑問をあらわす語)が文頭にある場合,主語,述語とは別のポーズグループとなり,第2尾音節にアクセントがきます。ただし,尾音節にアクセントがくる場合もあります。
 例1:Itu buku siapa?(それ 本 だれ → それは誰の本ですか。)
Itu buku siapa? (それ 本 だれ → それは誰の本ですか。)
 例2:Apakah buku itu buku saya?
   (<疑問> 本 その 本 私 → その本は私の本ですか。)
Apakah buku itu buku saya? (<疑問> 本 その 本 私 → その本は私の本ですか。)
練習  イメージを参考に,モデルに合わせて発音しましょう。
1
  
Anda tinggal di mana? (あなた 住んでいる ~に どこ → あなたはどこに住んでいますか。)
2
Orang itu Ayu? (人 その アユ → その人はアユですか。)
3
Apakah orang itu Ayu? (<疑問> 人 その アユ → その人はアユですか。)
4
Tinggal di Bali, orang itu? (住んでいる ~に バリ 人 その → バリに住んでいますか,その人は。)
5
Siapa nama Anda? (誰 名前 あなた → あなたの名前は?)