東京外国語大学言語モジュール
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6.声調
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4.声調の出現環境
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3.軽声音節
発音モジュール
理論編トップページ
もくじ
1. ラオス語の響き
2. ラオス語概説
2.1. 名称
2.2. 使用地域と人口
2.3. 規範的発音
2.4. 方言
3. 音節
4. 母音
4.1. 母音体系の概略
4.2. 母音音素目録
4.3. 母音図による表示
5. 子音
5.1. 子音体系の概略
5.2. 子音音素目録
5.3. IPAの子音一覧表による表示
5.4. 末子音の特徴
6. 声調
6.1. 声調体系の概略
6.2. 声調素
6.3. 図による表示
6.4. 声調の出現環境
7. 文字
7.1. 文字体系の概略
7.2. 子音字
7.3. 母音符号
7.4. 声調と声調規則
7.5. 文字を発音
8. イントネーション
9. 音声の多様性
10. さらに学びたい人のために
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声調調和
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文字
6.4.3. 軽声音節
複音節語の語末以外,即ち,語頭と語中の音節に短母音/a, i, u/が現れると,一般的な音節構造では現れないはずの「CV−」という音節が認められます。つまり,一般的な音節構造では母音が短母音である場合には必ず末子音を要求しますが,ここでは末子音を欠いているわけです。
そしてこのときの音節の声調は「/ /:中平調[33]」となります。
これを「軽声音節」と言います。
ລັດຖະບານ /latthabǎan/
[lat33 tha33 baan25 ]
政府
ອຸບັດຕິເຫດ /ʔubáttihèet/
[ʔu33 bat34 ti33 heet21 ]
事故