東京外国語大学言語モジュール
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7.文字
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1.文字体系の概略
発音モジュール
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もくじ
1. ラオス語の響き
2. ラオス語概説
2.1. 名称
2.2. 使用地域と人口
2.3. 規範的発音
2.4. 方言
3. 音節
4. 母音
4.1. 母音体系の概略
4.2. 母音音素目録
4.3. 母音図による表示
5. 子音
5.1. 子音体系の概略
5.2. 子音音素目録
5.3. IPAの子音一覧表による表示
5.4. 末子音の特徴
6. 声調
6.1. 声調体系の概略
6.2. 声調素
6.3. 図による表示
6.4. 声調の出現環境
7. 文字
7.1. 文字体系の概略
7.2. 子音字
7.3. 母音符号
7.4. 声調と声調規則
7.5. 文字を発音
8. イントネーション
9. 音声の多様性
10. さらに学びたい人のために
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文字
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子音字
7.1. 文字体系の概略
ラオス文字は,「子音字」と「母音符号」および「声調記号」からなります。原則として一音一字の表音文字です。
ラオス語では伝統的に子音字が文字の中心的存在で,それに「母音符号」と「声調記号」を上下左右のいずれかに付すという考え方ですので,ここでは子音字,母音符号,声調記号という用語を使用することにします。
基本子音字は,26字で,母音符号は,基本母音字,二重母音字,複合母音字などいろいろあり,全部で36種あります。また声調記号は4つです。これらを一定の規則に従って「音節」を表します。