21世紀COEプログラム 言語運用を基盤とする言語情報学拠点(2002-2006年度)

高度教養科目教材

高度教養科目教材

本拠点が開発する様々な研究目的別の多言語コーパスを利用して,言語研究や文化研究に関する先端的な教養科目教材を提供します。多言語かつインターネット上の言語資源を活用する研究目的別コーパスは世界的にも類例がない。
さらに世界の諸文化に関する論考をコーパス化し,文化研究のための教材も開発中です。

言語学

拠点では当初より個別的な言語研究だけでなく,通言語的あるいは一般言語的な視点の重要性を強調してきた。世界の言語の音声を共通の基準で記述しようとするのがIPA(国際音声字母)の考え方であり,このIPAの基礎を学び,音声学や音韻論の教養科目の中で利用する目的で開発されたのがIPAモジュールである。また,個別に開発された各国語の文法モジュールをコーパスとして利用し,クロス言語的な視点からアジアやヨーロッパの諸言語の文法を学ぶことができるようにしたのが通言語文法モジュールであり,言語学(とくに対照言語学や類型論)の教養科目として利用可能である。

IPAモジュール
通言語文法モジュール

研究成果