21世紀COEプログラム 言語運用を基盤とする言語情報学拠点(2002-2006年度)

研究目的別コーパス

現代という急速な時代の流れの中で、各地で経済と文化の集中化が起きている。世界では約2500の言語が消滅の危機にさらされているとの調査報告がある。日本でもアイヌ語は最も危機的な状態にある言語に分類されているが、他にも八丈島や南西諸島の各方言もそうしたリストに入るであろう。こうした少数言語はできるだけ速やかに調査され、記述される必要があることは言うまでもないが、その調査および記録が資料化されて、広く社会に公開されることは一般の人々に 危機的な状況を認識してもらうためにも重要なことである。


関連サイト
急速に失われつつある言語多様性に関する国際研究連携体制の構築(アジア・アフリカ言語文化研究所)(平成20年度~24年度)

研究成果