解説 疑問詞を伴った疑問文のことを「Wh疑問文」と呼ぶことにします。 典型的なWh疑問文のイントネーションは次の通りです。まず, 疑問詞のアクセント音節でピッチが急激に下降します。アクセント音節より後の音節のピッチは(もしそれがあるなら)低く平坦に続きます。 このタイプのピッチ下降は,平叙文のピッチ下降とは異なり,下降のタイミングが遅い(アクセント音節の内部で開始する)ので,アクセント 音節自体が高く聞こえることが特徴的です。 話す早さは,早くなるのが普通です。