まずごく普通に「な」「に」「ぬ」「ね」「の」と言ってみてください。ローマ字書きにすると na , ni , nu , ne , no となりますが,最初のnを発音するときに舌先が歯茎の裏側にしっかりと付いているのがわかりますね。では,こんどは「案」「院」「運」「円」「恩」と言ってみてください。それぞれローマ字書きにすると an , in , un , en , on となって,やはり n という文字がありますが,この n を発音するときには,舌先は歯茎の裏側に付いてはいません。 |
なお, Englisch (英語)や Übung (練習)の ng は「マンガ」の[ン]を伸ばしたときに聞こえる[ング]と言う1つの音です。 Englisch や Übung の n を,舌先を上の歯茎の裏に押し付けて[ n ]などと発音してはいけません。 |