東京外国語大学言語モジュール
東外大言語モジュール
Top
>
フランス語
> 発音 >
理論編
>
2.イントネーション、リズムグループ、音節の基礎
>
3.音節
発音モジュール
理論編トップページ
もくじ
1. 言語概説
1.1. 使用地域と人口
1.2. 標準フランス語
1.3. フランス語の歴史
2. イントネーション、リズムグループ、音節の基礎
2.1. イントネーション
2.2. リズムグループ
2.3. 音節
3. フランス語の文字
3.1. アルファベット
3.2. 綴り字記号
4. 個々の音の習得
4.1. 母音
4.2. 子音
5. 綴り字と発音
5.1. 最終子音字、母音字の読み方
5.2. アクセント記号のつかない e の綴りの読み方
5.3. 例外的な発音
5.4. エリジオン
5.5. アンシェヌマン
5.6. リエゾン
5.7. 無音の h と有声の h
6. 音節、リズムグループ、アクセント、イントネーション
6.1. 音節
6.2. リズムグループとアクセント
6.3. イントネーション
7. さらに学びたい人のために
戻る
リズムグループの聞き取り
進む
音節の聞き取り
2.3. 音節
ひとつの
音節には、必ず ひとつの
母音が含まれます。その母音に子音が組み合わさることで様々な音節のパターンが生まれます。ここで言う母音とは、発音の観点からみた母音のことであって、母音の綴り字のことではありません。また、フランス語では、それぞれの音節がほぼ同じ長さで発音される傾向があります。 母音
で終わる音節を開音節といい、子音で終わるものを閉音節といいます。
[参考]
ヴィオラン (François Wioland) によると、約87,000の音節を含む音声資料について調べたところ、母音で終わる開音節は70%以上を占めていました。ところがアクセントの置かれる音節では、開音節と閉音節は同じくらいの頻度だったそうです。
Wioland, François (1991)
Prononcer les mots du fran
çais
, Paris, Hachette.
2.3.1. 音節の聞き取り