ある単語の最初の音が清音(カ行、サ行、タ行、ハ行)であるとしましょう。この単語の前に別の単語をつなげて複合語を作った場合、その清音が濁音(ガ行、ザ行、ダ行、バ行)に変わることがあります。このような、清音から濁音への変化を「連濁」といいます。
たとえば、
「くすり(薬)」
という単語があります。この単語の最初の音は「く」で清音です。この単語を
「め(目)」
という単語と組み合わせて、「目薬」という複合語を作ります。そうすると、「くすり」という単語の最初の音が「く」ではなく「ぐ」になり、
「めぐすり(目薬)」
という発音になります。