◇命令文
命令文は、主語を表現せず、述語から文を始めることできます。否定の命令文(「~するな」)をは、肯定の命令文に jangan を付けます。
Tunggu sekejap di sini!
(ここで少し待ってて。)
Jangan bising!
(うるさくしないで。)
Jangan lupa telefon saya!
(私に電話するの忘れないでね。)
◇命令文を基にした依頼・勧誘表現
以下の語を命令文の前に付けることにより、さまざまな依頼・勧誘の表現ができます。
Tolong「どうか/お願いしますから~して下さい」
Tolong ulang sekali lagi.
(もう一度言って下さい。)
Tolong jangan marah.
(どうか怒らないで下さい。)
Sila/Silakan「どうぞ~して下さい」
Sila/Silakan masuk ke dalam.
(中へ入って下さい。)
Mari/Jom kita「~しましょう/しよう」(kita は省くこともできます)
Mari kita pergi tengok wayang.
(映画を見に行きましょう。)
Jom kita minum dulu!
(まずお茶でもしよう!)
jom, tengok wayang は口語体。 フォーマルな言い方はそれぞれ、mari、menonton filem。
◇-lah「~よ」
命令文とそれを基にした依頼・勧誘文の最初の語に -lah を付けると、「~しろ」という強制の意味が弱まり、相手の自主的な行動を促す意味合いが強まります。-lah は、日本語の会話で文末によく現れる、助詞の「よ」に相当します。
Janganlah buka buku teks lagi!
(まだ教科書は開かないでよ。)
Tolonglah jangan marah.
(どうか怒らないで下さいよ。)
Silalah masuk ke dalam.
(中へ入って下さいよ。)
Marilah kita pergi tengok wayang.
(映画を見に行きましょうよ。)