基本的なイントネーションのパターンは「平叙」と「疑問」です。文末にある,アクセントのある単語のピッチの下降または上昇で示されます。
*平叙文のイントネーション
文末にある,アクセントのある単語のピッチが下がります。
Eu sou estudante.(私は学生です)
*疑問文のイントネーション
ポルトガル語では,主部と述部の倒置は「疑問」を示す手順にはなりません。疑問詞を用いない疑問文では,主としてピッチの上昇によって「疑問」が示されます。
Vem ele.[+下降]「来るのは彼である」−
Vem ele?[+上昇]「来るのは彼か?」
Saiu de casa.[+下降]「彼は家を出ました」−Saiu
[+上昇]「彼は家を出ましたか?」
付加疑問文では,上がることも,下がることもあります。
Isto é a sua caneta, não
「これはあなたのペンですよね」
疑問詞で始まる疑問文は,文末は下がります。
Qual é o seu nome?「あなたの名前は何ですか」