ここでは名詞を使った副詞的表現を学びましょう。
「今日」「先週」「来年」や「将来」など、時を表す副詞的表現は、普通は文頭に置くことを好みます。これは時制辞がラオス語にはない代替として、文頭という主題の位置に置くことによっていつのことであるか明示する、という方法をとるためです。
ただし、いつであるか、あるいはどのようであるかを言いたい場合、つまり、時を表す副詞的表現部分が最も伝えたい情報であるときには文末に置きます。
また、「普通」「いつも」などの様態を表す副詞的表現は、文頭にしか置かなかったり、文末にしか置かないものがあります。
解説に進んで、具体的に見ていきましょう。