東京外国語大学言語モジュール
東外大言語モジュール
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英語
フィリピン英語
会話
教室用
05: 謝る
JA
EN
01.挨拶する
02.注意をひく
03.人にものをあげる
04.経験についてたずねる
05.手段についてたずねる
06.能力についてたずねる
07.場所についてたずねる
08.意見を述べる
09.比べる
10.提案する
11.依頼する
12.例をあげる
13.妥協する
14.許可を求める
15.しなければならないと言う
16.禁止する
17.しなくともよいと言う
18.要求する
19.希望を述べる
20.人を紹介する
21.感謝する
22.自己紹介する
23.謝る
24.さよならを言う
25.金額についてたずねる
26.予定を述べる
27.程度についてたずねる
28.時間についてたずねる
29.数字についてたずねる
30.特徴についてたずねる
31.好きなものについて述べる
32.好きな行動について述べる
33.順序について述べる
34.状況についてたずねる
35.条件をつける
36.理由を述べる
37.指示する
38.しないでくれと言う
39.招待する
40.助言する
パターン1
パターン2
パターン3
パターン4
語彙
発音
状況表示
フィリピン英語
日本語
発音
語彙
A
リナ
Lina
B
リサ
Lisa
▼
A
Hi!
ただいま!
B
Uyy hi. How was your day?
ああ、おかえり。今日はどうだった?
"was"の/z/は無声化し(比英語中層・基層方言の特徴)、更に後ろの"y"の音と同化して無声硬口蓋歯茎摩擦音[ʃ]の発音になっている。
Uyy
Hey
"Uyy"は"Hey"の意味。「ねえ」
A
Fine. Yours?
良かったわ。あなたは?
"Yours"の/z/は無声化し無声歯茎摩擦音[s]で発音されている(比英語中層・基層方言の特徴)。
B
It was okay.
まあまあかな。
But there’s something I want to tell you.
でも、あなたに言わなければいけないことがあるの。
"something"の"th"の発音は無声歯茎破裂音[t]で発音されている(比英語の特徴)。"tell"ではなく、"you"にアクセントが置かれている。(米英語・英英語では"tell"にアクセントが置かれる。)
A
Okay. Is everything alright?
そう。大丈夫?
特に会話スタイルの場合、"alright"の/t/のように、文末の破裂音は開放が省略されることがある(英英語、米英語と共通)。
B
Hmm. Listen.
えーっと、聞いて。
I was cleaning today, and I broke your vase.
今日掃除していたときに、あなたの花瓶を割っちゃったの。
"vase"は米英語と同様に「ヴェイスゥ」のような発音になっている。
A
Oh. The red one?
ああ、あの赤い花瓶?
B
Yeah. I’m really sorry.
うん。本当にごめんなさい。
I know how important it is to you.
あの花瓶をすごく大事にしていたよね。
"it"の/t/は閉鎖の開放が省略されているため、"it is to you"は「イッイストゥユゥ」のように聞こえる。
I know how important it is to you.
I know how important it is for you.
「~にとって」は米英語・英英語では"for you"が使われることが多いが、ここでは"to you"になっている。
A
Oh, don’t worry.
ああ、心配しないで。
It was an accident anyway.
結局、事故だったんだから。
ここでも"was"の/z/は無声化して、[s]で発音されている(比英語中層・基層方言の特徴)。"anyway"の強勢が第二音節(-way)に置かれている。
B
I feel bad. Sorry.
申し訳ないわ。ごめんなさい。
A
I know, you didn’t mean to break it.
ほら、わざと壊したわけじゃないんだから。
この発話だけでなく、全体として音節を単位に持ったリズムで発話されている(米英語や英英語は強勢が置かれる間隔をリズムの単位とする)。
It happens.
よくあることよ。
"happens"の/z/は無声化し[s]で発音されている(比英語中層・基層方言の特徴)。
B
Where did you get it?
どこであの花瓶を買ったの?
Maybe I can buy you another one.
一つ買ってこようか。
"another one"のアクセントが"one"の方に置かれている(米英語・英英語では通常"another"にアクセントが置かれる)。
A
Don’t worry about it.
心配しないで。
文アクセントが"worry"ではなく、"about"の-boutに置かれている。
I have a lot.
花瓶はたくさんあるの。
"lot"の/ɑ/はかなり前舌寄りで短い。
B
Are you sure?
本当?
A
Yeah. No worries.
ええ。心配ない。
Stop thinking about it.
花瓶のことは忘れましょう。
"thinking"の"th"の発音は無声歯茎破裂音[t]で発音されている(比英語の特徴)。
B
Oh, thanks.
ああ、ありがとう。
ここでも、"thanks"の"th"の発音は[t]で発音されている(比英語の特徴)。
場所:
リビングルーム
状況:
リナがリサに花瓶を割ってしまったことを謝る。