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フィリピン英語 | 発音 | |
Hi. I’m Vilma. | "Vilma"の/v/は有声両唇破裂音[b]で発音されている(比英語基層方言の特徴)。 | |
My husband and I live next door in C-3. | "C-3 (C-three)"の"th"の発音は無声歯茎破裂音[t]で発音されている(フィリピン英語の特徴)。また、同単語の/r/はたたき音[ɾ]で発音されている(会話スタイルの比英語の特徴)。 | |
I saw you move a couple of days ago. | "couple"の/p/が摩擦音[f]で実現している。"days"の/z/は無声化して[s]で発音されている。(比英語中層・基層方言の特徴。米英語・英英語では[z]で発音される。) | |
Oh, wow! Thanks. | "Thanks"の"th"の発音は無声破裂音[t]で発音されている(比英語基層方言の特徴)。 | |
My husband will like this. | "husband"の/d/や"like"の/k/のように、単語末の破裂音は解放されない(英英語、米英語と共通)。単語がつなげて発音され、「マイハズバンウィライディス」のように聞こえる。 | |
My mother from province sent us some. | この発話だけでなく、全体として音節を単位に持ったリズムで発話されている(米英語や英英語は強勢が置かれる間隔をリズムの単位とする)。 | |
Oh yes. Both of us love atchara. | 比英語では"Both"の"th"は無声歯茎破裂音[t]になる傾向がある。ここでは破裂音化したものの、開放が弱く聞こえづらい。 | |
Oh, cool. Hey listen, the house is in a mess right now, | "cool"の"oo"のように/l/の前の/u:/の発音は、舌の盛り上がる位置が後ろ寄りで、「コール」に近く聞こえる(英英語・米英語と共通)。 | |
I look forward to that. | "that"の"th"は有声歯茎破裂音[d]で発音されている(フィリピン英語基層方言の特徴)。 | |
Me too. | "too"に含まれる/t/の気音が米英語・英英語に比べて弱い(比英語の特徴)。 |