Situation in Japanese
Malaysian English
Japanese
Pronunciation
Vocabulary
A ビビ Bibi B ミミ Mimi C サラ Sara
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A
Hey, Mimi, how are you?
あら、ミミ。元気?
"are"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
B
Hi Aunty Bibi, I’m okay.
こんにちは、ビビおばさん。元気よ。
"okay"は単母音化しており、「オーケー」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。
A
Eh, how’s your grandmother?
ねえ、おばあさんの具合はどう?
"grandmother"の"mo"の部分に第一強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"your"、"grandmother"の語尾の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Eh Hey "Eh"は"Hey"の意味。「ねえ」
Is she getting better?
元気になった?
"better"の"r"は英英語と同じく、発音されていない。下降上昇調のイントネーションが使われている。"better"は/t/の閉鎖が長く、無気音で発音されている。
B
Yes, Aunty, she’s back home oredi.
うん。もう家に戻ってきてる。
"Aunty"の"ty"にも強勢が置かれている。また、"home"の"o"は単母音化しており、「ホーム」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。"back"の"k"は開放が省略されており、聞こえない。
oredi already "oredi"は"already"の意味。「すでに」
A
Oh, that’s good.
それはよかった。
"good"の母音は「良かった~」みたいに感情を込めて長く発音されている。語末の"d"は解放の省略。
Eh, who is that?
ねえ、その子は誰?
"that"の"a"は米英語・英英語と比べると口を閉じ気味にして発音しており、「エ」に近い音になっている。
Eh Hey "Eh"は"Hey"の意味。「ねえ」
B
That’s my cousin, Sara.
私の従姉妹のサラよ。
She visiting from KK.
コタキナバルから来ているの。
"visiting"の"ing"にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。
She visiting from KK. She is visiting from Kota Kinabalu. "She visiting from KK. "は"She is visiting from Kota Kinabalu."の意味。「彼女はコタキナバルから来ている」 "KK"は"Kota Kinabalu"の略で、ボルネオ島北部に位置するサバ州の州都のこと。
Sara, come meet Aunty Bibi, my neighbour.
サラ、こちらビビおばさんで、私のお隣さん。
"meet"の"ee"は米英語・英英語に比べると短く発音されており(マレーシア英語の特徴)、語末の"t"は開放が省略されており聞こえない。"neighbour"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
C
Hi Aunty.
おばさん、こんにちは。
Aunty マレーシアでは、親族ではなくても、年配の女性には"Aunty"を使う傾向がある。
A
Hello Sara. Wah! Mimi, your cousin is so pretty.
こんにちは、サラさん。まあ!ミミ、あなたの従姉妹はすごくきれい。
"cousin"の"sin"の部分に第一強勢が置かれている。また、"so"は単母音化しており、「ソー」のように聞こえる(以上、マレーシア英語の特徴)。"your"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Just like you. But look a bit different than you.
あなたみたい。でも、少し違って見えるところがあるわね。
"look"の語末の"k"は息を止めることで出す声門閉鎖音になっている(マレーシア英語の特徴)。"Just"の"t"は脱落している。
But look a bit different than you. But she looks a bit different than you. "But look a bit different than you."は"But she looks a bit different than you."の意味。「でも彼女はあなたとは少し違って見える」
C
Ya la Aunty. My dad is Chindian, like Mimi’s father.
ええ、まぁ、私の父がミミのお父さんと同じチンディアンで、
"Aunty"の"ty"にも強勢が置かれている。また、"father"の"th"は閉鎖音化し、さらに無声化しているため「ファーター」のように聞こえる(以上、マレーシア英語の特徴)。"father"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Chindian "Chindian"は中国系とインド系の両親を持つ人物のこと。「チンディアン」
They are brothers. But my mum is Mat Salleh.
彼らは兄弟ですが、私の母はマットサレーです。
"are"、"brothers"の末尾音節にある"r"は英英語と同様、発音されていない。"But"の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
Mat Salleh Caucasian "Mat Salleh"は"Caucasian"の意味で、コーカソイド系の人々のこと。「マットサレー」
A
Oh, no wonder lah you’re so fair, Sara.
ああ、だからあなたはすごく色白なのね、サラ。
"Oh"、"so"の"o"は単母音化しており、それぞれ、「オー」、「ソー」のように発音されている(マレーシア英語の特徴)。"wonder"、"you're"、"fair"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
You are mixed.
混血なのね。
"are"の"r"は英英語と同様、発音されていない。"mixed"の"i"は狭い母音で長めに発音されている(マレーシア英語の特徴)。
mixed of mixed parentage "mixed"は"of mixed parentage"の意味。「混血の」
C
No, Aunty.
いいえ、おばさん。
"No"の"o"は単母音化しており、「ノー」のように発音されている(マレーシア英語の特徴)。
I just got back from Europe, so maybe that’s why.
ヨーロッパから戻ったばかりだからですよ。
"Europe"の"rope"の部分に第一強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"just"の"t"は脱落している。
A
Oh, is it? Anyway, nice talking to you girls.
あら、そう?とにかく、話しできて嬉しいわ。
"Oh"の"o"は単母音化しており、「オー」のように発音されている(マレーシア英語の特徴)。"girls"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Say hello to your mum, Mimi.
お母さんによろしく伝えてね、ミミ。
"your"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
And I hope your grandmother gets better soon.
あと、おばあさんがすぐによくなるといいわね。
"hope""o"は単母音化したうえ、短く発音されて「ホッ」のような発音になっている(マレーシア英語の特徴。語末の"p"は開放が省略されており、聞こえない)。"And"の"d"も開放が省略されており、聞こえない。また、"your"、"grandmother"、"better"の語末の"r"は英英語と同様、発音されていない。"gets"は/t/が脱落している。"better"は/t/の閉鎖が長い。
B
Thank you, Aunty.
ありがとう、おばさん。
"Thank"の"Th"は閉鎖音[t]で発音されている(マレーシア英語の特徴)。
C
Bye Aunty. Nice meeting you.
さようなら。お会いできて嬉しいです。
Place: 近所の公園
Situation: ミミがビビに従姉妹のサラを紹介する。