Situation in Japanese
Malaysian English
Japanese
Pronunciation
Vocabulary
A ヌルル Nurul B チン Chin
▼
A
Eh! Chin! You going for a walk, is it?
あら!チン!散歩に行くの?
"walk"の語末の"k"は息を止めることで発音する声門閉鎖音になっており、聞こえない(マレーシア英語の特徴)。
Eh! Hey! "Eh!"は"Hey!"の意味。「ねえ!」
You going for a walk You're going for a walk "You going for a walk"は"You're going for a walk"のこと。マレーシアでは、あいさつ代わりに、明かなことをあえて尋ねることがある。
is it? aren't you? "is it?"は"aren't you?"の意味。マレーシア英語では、主語と助動詞やbe動詞が何であろうと、付加疑問には文尾に"is it?"あるいは"isn't it"を置くことが多い。
B
Eh, Nurul! How are you?
ああ、ヌルル!元気?
"are"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Eh Hey "Eh"は"Hey"の意味。「ねえ!」
I’m going for a walk. Need some fresh air.
散歩だよ。新鮮な空気が吸いたくて。
"need"の"ee"は米英語・英英語に比べると短く発音されている(マレーシア英語の特徴)。"for"、"air"の"r"は英英語と同様、発音されていない。"walk"の"k"は開放が省略されており、聞こえない。"need"の"d"と"some"の"s"はつなげて発音されて、「ニッツァム」のような発音になっている。
I don’t feel so good.
気分があまり良くないんだ。
"feel"の"ee"は米英語・英英語に比べると短く発音されている。"don't"の"t"は脱落している(以上、マレーシア英語の特徴)。
A
Why? What’s wrong?
なんで?どうしたの?
B
A bit of sore throat.
喉が少し痛くて。
"throat"の"th"は[t]の音で発音されている(マレーシア英語の特徴)。"sore"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Yesterday I think I had too much durian.
昨日、ドリアンを食べ過ぎたのかも。
"Yesterday"の"day"、"durian"の"an"にも強勢が置かれている。また、"think"の"th"は[t]の音で発音されている(以上、マレーシア英語の特徴)。"think"の"k"、"had"の"d"は開放が省略されており、聞こえない。
durian "durian"は栄養価が高く、独特な強い匂いを発する果物で、「果物の王様」と呼ばれている。マレーシアではよく食されている果物である。「ドリアン」
A
Serious ah! No wonder! Durian kan heaty!
あらー!無理もないよ!ドリアンは体を火照らせるのよ!
"No"の"o"は単母音化して「ノ」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。"wonder"の"r"は英英語と同様、発音されていない。米英語・英英語とは異なり、"heaty"の"ty"にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。また、"heaty"の"hea"の後に声門閉鎖音があると考えられ、"t"が無気音で発音され、「ヒッティ」のように聞こえる。
ah "ah"は中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞「啊」で、賞賛・肯定・驚き・疑問を強調する文尾に置かれる。
Durian kan heaty! Durians are so heaty! "Durian kan heaty! "は"Durians are so heaty!"の意味。「ドリアンで(体が)熱くなるよ!」 "kan"はマレー語で"so"の意味。「すごく」
Memang sore throat one.
絶対に咽頭炎を起こしてるよ。
"throat"の"th"は[t]の音で発音されている(マレーシア英語の特徴)。"sore"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Memang sore throat Definitely you have a sore throat "Memang sore throat"は"Definitely you have a sore throat"の意味。"Memang"はマレー語で"Definitely"の意味。「絶対にあなたは喉を痛めている」
one "one"は強調・確信を表す間投詞。シンガポール英語でも使われる。
You must eat more cooling things and drink a lot of water.
火照りを冷やすものを食べて、たくさん水を飲みなさい。
"cooling"の"ing"にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"must"、"eat"の"t"は開放が省略されており、聞こえない。"more"、"water"の"r"は英英語と同様、発音されていない。"drink a lot of"はつなげて、「ドゥリンカロロヴウォータ」のように聞こえる。
B
I’ll do that when I go home. Thanks ah.
家に帰ったらそうする。ありがとう。
"that"の"th"は[d]の音で発音されている。また、"home"の"o"は単母音化しており、「ホーム」のように聞こえる(以上、マレーシア英語の特徴)。"that"の語末の"t"は開放が省略されており、聞こえない。
ah "ah"は中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞「啊」で、賞賛・肯定・驚き・疑問を強調する文尾に置かれる。
A
Good, good.
そうしてね。
"good"の"d"は開放が省略されており、聞こえない。
You didn’t drink water from the durian skin, is it?
ドリアンの皮から水を飲まなかったでしょ?
"durian"の"an"にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"didn't"、"it"の"t"、"drink"の"k"は開放が省略されており、聞こえない。"water"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
durian skin ドリアンそのものも強烈な匂いがするが、食後も口や皮膚から独特の香りがすることがある。そのため、食後の口臭を抑制するために、ドリアンの皮の内側の白く柔らかい部分に水を注いで飲む、あるいはうがいをすることがある。手の消臭のためによく手洗いをすることも併せて行うことが多い。
is it? did you? "is it?"は"did you?"の意味。マレーシア英語では、主語と助動詞やbe動詞が何であろうと、付加疑問には文尾に"is it?"あるいは"isn't it"を置くことが多い。
That’s supposed to make it less heaty.
そうすることで、火照りを抑えてくれるのよ。
"heaty"の"ty"に強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"it"の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
B
Ah, that’s why lah. I forgot.
ああ、だからか。忘れてたよ。
"forgot"の"t"は開放が省略されて聞こえず、"r"は英英語と同様、発音されていない。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
A
Next time, you kena do that.
次は絶対にやってね。
kena must "kena"はマレー語で「~を余儀なくされる」という意味で、"must"のような意味として使用されている。「~しなければならない」
And put water in the durian skin and wash your hands.
で、ドリアンの皮に水を入れて、手を洗うの。
"And"の"d"、"put"の"t"は開放が省略されており、聞こえない。"water"、"your"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Your hands confirm won’t smell one.
そうすれば絶対に手が臭くならないよ。
"Your"、"confirm"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
Your hands confirm won’t smell one. I assure you that your hands won't smell. "Your hands confirm won’t smell one."は"I assure you that your hands won't smell."の意味。「あなたの手が絶対に臭わくなりますよ」 "one"は強調・確信を表す間投詞。シンガポール英語でも使われる。
B
Eh really ah? I didn’t know about the washing your hand part.
え、本当?手を洗わなきゃいけない、っていうことは知らなかったな。
"really"の"ly"、"washing"の"ing"に強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。また、"your"、"part"の"r"は英英語と同様に、発音されていない。
ah "ah"は中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞「啊」で、賞賛・肯定・驚き・疑問を強調する文尾に置かれる。
Thank you wei. I can still smell durian on my hand.
ありがとう。まだ手からドリアンの匂いがするんだ。
"Thank"の"Th"は[t]の音で発音されている。また、"durian"の"an"にも強勢が置かれている。"hand"の"d"は脱落している(以上、マレーシア英語の特徴)。
wei "wei"は中国語の間投詞のこと。「喂」
The smell is not so good ah, when it’s not from the fruit.
果物から香りがするのはいいけど、手から臭うのはよくないよね。
ah "ah"は中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞「啊」で、賞賛・肯定・驚き・疑問を強調する文尾に置かれる。
Place: 公園
Situation: ヌルルがチンに身体の火照りを治す方法を教える。