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ウェールズ英語 | 発音 | |
You alright, mush? | "You alright"の"al-"の部分は脱落しており、「ユライッ」のように聞こえる。 | |
You looks like you need a cwtch! | "you"は弱化しているため、かなり弱く、短く発音されていてほとんど聞こえない。 | |
Hmm for example, | この話者は基本的に母音の後の"r"を発音しないが、"for"の"r"は直後に"example"の母音が来るため発音されている(linking-r; イングランドの英語と同じ)。一方、"r"の実現はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっている(この点はウェールズ英語の特徴)。 | |
how about getting something to eat? | "how"の"h"は脱落していて聞こえない。また、"getting"の"t"は舌先を歯茎につけずに息を止める発音(声門閉鎖音)になり、"i"が脱落しているため「ゲッン」のように聞こえる。"something"の"th"は脱落しているため、「サミン」のように聞こえる(カジュアルな発話では他の変種でも見られる発音)。 | |
I knows a lovely cockles place in the market. | 平叙文であるが、文末に向かって声の高さが高くなっていく(up-talk; ウェールズ英語の特徴)。"market"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。 | |
Oh, Cockles? Ych a fi! | "Ych a fi"はウェールズ語由来のフレーズ。"y"はシュワー("about"の弱母音"a"と同じ)で、"ch"は無声軟口蓋摩擦音、"f"は/f/ではなく、優勢の/v/の発音になる。 | |
Alright then, how about a lovely walk? | "how"の"h"は脱落している。 | |
Where to? | "Where"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。 | |
Barry Island? | "Barry"の"rr"はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっている(ウェールズ英語の特徴)。 | |
Weather looks crackin today. | "Weather"の"ea"は標準的な英語に比べて長めに発音されている(ウェールズ英語の特徴)。また、"weather"と"crackin"では、強いアクセントのある"weath-, crack-"よりも、弱音節の"-er, -in"の方が声の高さが高い(ウェールズ英語の特徴)。 | |
Huh? Such as what? | "what"の"t"は破擦音化して、「ワッツ」のように聞こえる。(イングランドの英語と同じ)。 | |
Such as an ice-cream from Marco's? | "Marco's"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。 | |
On yer bike, butt! | "butt"の"t"は破擦音化して、「バッツ」のように聞こえる。(イングランドの英語と同じ)。 | |
Aww, go on - | "go"の"g"は無声音[k]で発音されている。 |