東京外国語大学言語モジュール
東外大言語モジュール
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英語
ウェールズ英語
会話
教室用
28: 例をあげる
JA
EN
01.挨拶する
02.注意をひく
03.人にものをあげる
04.経験についてたずねる
05.手段についてたずねる
06.能力についてたずねる
07.場所についてたずねる
08.意見を述べる
09.比べる
10.提案する
11.依頼する
12.例をあげる
13.妥協する
14.許可を求める
15.しなければならないと言う
16.禁止する
17.しなくともよいと言う
18.要求する
19.希望を述べる
20.人を紹介する
21.感謝する
22.自己紹介する
23.謝る
24.さよならを言う
25.金額についてたずねる
26.予定を述べる
27.程度についてたずねる
28.時間についてたずねる
29.数字についてたずねる
30.特徴についてたずねる
31.好きなものについて述べる
32.好きな行動について述べる
33.順序について述べる
34.状況についてたずねる
35.条件をつける
36.理由を述べる
37.指示する
38.しないでくれと言う
39.招待する
40.助言する
パターン1
パターン2
パターン3
パターン4
語彙
発音
状況表示
ウェールズ英語
日本語
発音
語彙
A
ブリン
Bryn
B
リアノン
Rhiannon
▼
A
You alright, mush?
大丈夫?
"You alright"の"al-"の部分は脱落しており、「ユライッ」のように聞こえる。
mush
"mush"は親しい間柄の人物への発言の文尾に置く表現。
You looks like you need a cwtch!
慰めてほしそうだけど。
"you"は弱化しているため、かなり弱く、短く発音されていてほとんど聞こえない。
You looks like
You look like
"You looks like"は"You look like"の意味。ウェールズ英語では、主語の人称と述語動詞の形が合わないことがある。
cwtch
hug / cuddle
"cwtch"は"hug"あるいは"cuddle"の意味。「抱きしめる」、「ハグする」
B
I'm not gonna lie,
正直に言うと、
I'm a bit down, I am.
ちょっと沈んでいるの。
A
Oh, in that case, let's do something fun!
そんな時は何か楽しいことをしよう!
B
Like what?
例えば?
A
Hmm for example,
ええっと、例えば、
この話者は基本的に母音の後の"r"を発音しないが、"for"の"r"は直後に"example"の母音が来るため発音されている(linking-r; イングランドの英語と同じ)。一方、"r"の実現はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっている(この点はウェールズ英語の特徴)。
how about getting something to eat?
何かを食べに行くとか。
"how"の"h"は脱落していて聞こえない。また、"getting"の"t"は舌先を歯茎につけずに息を止める発音(声門閉鎖音)になり、"i"が脱落しているため「ゲッン」のように聞こえる。"something"の"th"は脱落しているため、「サミン」のように聞こえる(カジュアルな発話では他の変種でも見られる発音)。
I knows a lovely cockles place in the market.
市場の貝料理が美味しいところを知っているよ。
平叙文であるが、文末に向かって声の高さが高くなっていく(up-talk; ウェールズ英語の特徴)。"market"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
I knows
I know
"I knows"は"I know"の意味。ウェールズ英語では、主語の人称と述語動詞の形が合わないことがある。
B
Oh, Cockles? Ych a fi!
貝?苦手!
"Ych a fi"はウェールズ語由来のフレーズ。"y"はシュワー("about"の弱母音"a"と同じ)で、"ch"は無声軟口蓋摩擦音、"f"は/f/ではなく、優勢の/v/の発音になる。
Ych a fi
Disgusting
"Ych a fi"は"Disgusting"の意味。「気持ち悪い」、「苦手な」
A
Alright then, how about a lovely walk?
わかった。じゃあ、散歩をするのは?
"how"の"h"は脱落している。
B
Where to?
どこを?
"Where"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
A
Barry Island?
バリー島は?
"Barry"の"rr"はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっている(ウェールズ英語の特徴)。
Barry Island
"Barry Island"は南ウェールズのベール・オブ・グラモーガンにあるバリーという町にある海辺のリゾート地のこと。「バリー島」
Weather looks crackin today.
今日は天気がすごく良さそうだよ。
"Weather"の"ea"は標準的な英語に比べて長めに発音されている(ウェールズ英語の特徴)。また、"weather"と"crackin"では、強いアクセントのある"weath-, crack-"よりも、弱音節の"-er, -in"の方が声の高さが高い(ウェールズ英語の特徴)。
crackin
good / nice
"crackin"は"good"あるいは"nice"の意味。「よい」、「素敵な」
B
Hmm yep could do.
うーん、そうね、いいかも。
You gonna buy me something nice then, to cheer me up, like?
そこで私を元気づけてくれるようなものを買ってくれるんでしょう?
A
Huh? Such as what?
え?例えば?
"what"の"t"は破擦音化して、「ワッツ」のように聞こえる。(イングランドの英語と同じ)。
B
Such as an ice-cream from Marco's?
マルコズのアイスクリームとか。
"Marco's"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
Marco's
"Marco's"は"Marco's café"のことで、ギャヴィン&ステイシーというテレビドラマのロケ地として使われた、バリー島で有名なカフェのこと。「マルコズカフェ」、「マルコズ」
A
On yer bike, butt!
まさか!
"butt"の"t"は破擦音化して、「バッツ」のように聞こえる。(イングランドの英語と同じ)。
On yer bike
On your bike
"On yer bike"は"On your bike"の意味。「あっちへ行け」、「そんなまさか」
butt
butty
"butt"は"butty"の意味。親しい間柄の人物への発言の文尾に置く表現。
B
Aww, go on -
あら、いいじゃない。
"go"の"g"は無声音[k]で発音されている。
you are supposed to be cheering me up!
私を元気づけてくれるんでしょう?
場所:
居間
状況:
ブリンとリアノンが気分転換に行く場所について話す。