東京外国語大学言語モジュール
東外大言語モジュール
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英語
ウェールズ英語
会話
教室用
19: 好きなものについて述べる
JA
EN
01.挨拶する
02.注意をひく
03.人にものをあげる
04.経験についてたずねる
05.手段についてたずねる
06.能力についてたずねる
07.場所についてたずねる
08.意見を述べる
09.比べる
10.提案する
11.依頼する
12.例をあげる
13.妥協する
14.許可を求める
15.しなければならないと言う
16.禁止する
17.しなくともよいと言う
18.要求する
19.希望を述べる
20.人を紹介する
21.感謝する
22.自己紹介する
23.謝る
24.さよならを言う
25.金額についてたずねる
26.予定を述べる
27.程度についてたずねる
28.時間についてたずねる
29.数字についてたずねる
30.特徴についてたずねる
31.好きなものについて述べる
32.好きな行動について述べる
33.順序について述べる
34.状況についてたずねる
35.条件をつける
36.理由を述べる
37.指示する
38.しないでくれと言う
39.招待する
40.助言する
パターン1
パターン2
パターン3
パターン4
語彙
発音
状況表示
ウェールズ英語
日本語
発音
語彙
A
ブリン
Bryn
B
ギャレス
Gareth
▼
A
Oh, it's twenty past noon. I'm starving. Let's eat.
12時20分か。腹が減ったよ。何か食べよう。
"past"の"a"は後よりの長母音で、日本語の「アー」に近い発音となっている。"starving"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
B
Sure. What are you having?
いいね。何にする?
A
Aww lush, fried chicken!
いいものがある。フライドチキン!
lush
wonderful / great
"lush"は"wonderful"あるいは"great"の意味。「素晴らしい」
B
Aww. You actually like that?
げ。それ本当に好きなの?
"like"の語末の/k/の破裂が、イングランド英語と比べてかなり強く聞こえる(ウェールズ英語の特徴)。
A
I loves it.
大好きだよ。
I loves it.
I love it.
"I loves it"は"I love it"の意味。ウェールズ英語では三人称以外が主語になっていても、現在形で動詞を変化させることがある。「私はそれが大好きです」
Greasy, buttery goodness. Mmm mmm.
バターたっぷりの脂で。う~ん。
"greasy", "buttery"の"r"はたたき音で、日本語のラ行に近い発音になっている(ウェールズ英語の特徴)。
B
Oh, I think it's hanging.
気持ち悪いと思うけど。
hanging
disgusting
"hanging"は"disgusting"の意味。「気持ち悪い」
A
Why?
何で?
"Why"の二重母音は、第一要素([a])も第二要素([i])も同程度の強さで発音されている。口の開きがイングランド英語より狭く、日本語の「イ」に近い音になっている(ウェールズ英語の特徴)。標準的な英語では、二重母音は第一要素が強く、長めで、第二要素は弱く、短く発音される。
B
‘Cause it's so greasy, mun!
だってすごく脂っこいじゃないか!
"greasy"は強勢のある"grea-"よりも、弱音節の"-sy"の方が高くなり、目立って聞こえる。
Cause
Because
"'Cause"は"Because"の意味。「なぜなら~だからだ」
mun
"mun"は文尾に置く強調表現。
I just don't get what's so good about it.
何が良いのか本当にわからないよ。
"good"の/d/はたたき音化して、日本語のラ行と同じ発音になっている。"good about it"はつなげて発音され、「グラバウリッ」のように聞こえる。
A
So?
だから?
I'm getting a few pieces and a fizzy pop.
チキンを何個かと、炭酸かな。
"getting"の"tt"は舌先が上あご側にくっつかず、息を止める声門閉鎖音になっており、「ゲッイン」のように聞こえる。
fizzy pop
soda
"fizzy pop"は"soda"の意味。「炭酸飲料」
B
I feel like a pasta or a taco…..
僕はパスタかタコスの気分かな…
"pasta"の/p/の破裂が、イングランド英語と比べてかなり強く聞こえる(ウェールズ英語の特徴)。母音の後の"r"は基本的に発音されていないが、"or"の"r"は母音が後に続くため発音されている(linking-r; イングランドの英語と同じ)。"taco"の最後の母音は、標準的な発音では二重母音(「オゥ」)だが、ここでは長母音[o:]で発音されている(ウェールズ英語の特徴)。
And some herbal tea.
あと、ハーブティー。
A
Herbal tea?
ハーブティー?
"Herbal"の"h"は発音されていない(イギリスでは"h"を発音し、アメリカでは発音しないのが一般的)。また、最初の母音はイギリス標準発音では、唇を丸めない発音だが、ここでは唇が丸まっているため、「ウ」と「ア」の中間のような発音になっている(ウェールズ英語の特徴)。
B
Yeah, I love caffeine-free drinks.
うん。カフェインフリーの飲み物が好きなんだ。
Just talking about it makes me hungry, mun.
話していたらお腹が空いてきたよ。
"just talking about it"はつなげて発音され、「ジャストーキンナバウリッ」のように聞こえる。"hungry"の"h"は脱落しており、聞こえない。
mun
"mun"は文尾に置く強調表現。
Whatever, you get your chicken. Shall we meet here in a few?
ほら、君はチキンを買ってきなよ。後でここで会おう。
”Shall we”は弱く発音されている。"meet here in a few"はつなげて発音され、「ミーティアリナフュー」のように聞こえる。
A
OK. See you in a bit.
わかった。それじゃあ。
非常に速く発音されているため、"see you"で「スュー」のように聞こえる。
B
OK, ta ra.
うん、じゃあね。
ta ra
see you
"ta ra"は"see you"の意味。「またね」
場所:
ショッピングセンターのフードコート
状況:
ブリンとギャレスが昼食について話す。