東京外国語大学言語モジュール

スコットランド英語発音
Are you ready to order?"Are""、"order"の"r"は米英語と同様に接近音で発音されている。
Actually I've a couple of questions."couple of"の"f"の発音は脱落しており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
It says here that the tomato soup is spicy,"tomato"の"ma"はイングランド英語と同様、単母音で「マー」のような発音になっている。"tomato"の2番目のt"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。語末の"o"も弱化してあいまい母音になっている。また、"spicy"の"i"は出だしの口の開きが狭いため、「スペィスィ」のようにも聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
but I was wondering, just how spicy is it?"but"の"t"は声門閉鎖音になっており、聞こえない。"it"の"t"は開放が省略されており、聞こえない。"wondered"の"r"にみられるように、この話者は母音の後の"r"を発音しないことが多い。
Just has a wee bit of a kick at the end."wee bit of a"の"t"は声門閉鎖音になっており、全体として「ウィビッオヴァ」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
It'll no make you cry or anything."anything"の"ng"は舌先を歯茎につけて発音する[n]の音になっている。
Oh okay. That's not so bad."Oh", "okay"、"so"の母音は単母音になっており、「オー、オーケー」、「ノー」のように聞こえる。また、"that's"、"bad"の"a"は口を広く開けて発音され、日本語の「ア」に近い音になっている(スコットランド英語の特徴)。
How do you recommend them?"How"の二重母音は出だしの口の開きが狭いあいまい母音になっている(スコットランド英語の特徴)。また、"recommend"の第一アクセントは"re"の位置に置かれている(イングランド英語や米英語では"-mend"に第一アクセントが置かれる)。
The Chef says you just eat the ones which open up when cooked.cookedの母音"oo"が前寄りの発音になっている(スコットランド英語の特徴)。
Ah okay."okay"の母音は単母音になっており、「オーケー」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
The tomato soup and the mussels then.ここでも"tomato"の2番目のt"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。また、語末の"o"は弱化してあいまい母音になっている。
The mussels come with a side."with"の"th"は脱落しており、"with a"は「ウィア」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
Would you like salad or chips?chipsの母音"i"が広めの[e]のような発音になっている(スコットランド英語の特徴)。