東京外国語大学言語モジュール

仮定文(過去の事実に反した仮定)

   過去の事実に反する内容の仮定表現です.条件節に接続法過去完了形が,帰結節には直説法過去未来完了形(助動詞terまたはhaverの過去未来形と過去分詞からなる完了形)または直説法過去完了(大過去)形が用いられます.
  しかし,実際には,帰結の部分が「現在の事実に反する内容になる」場合があります.この場合,帰結節には直説法過去未来形または直説法半過去形が用いられます.
Se o corpo não tivesse aparecido ontem, a ave-maria hoje seria bem diferente.
(もし昨日遺体が現れていなかったならば,今日のアベマリアはもっとちがったものになっていただろうに)