東京外国語大学言語モジュール

「同じぐらい~だ」 比較(1)

「AはBと同じくらい~だ」のように、ある形容詞について二者が同等であることを表すには、形容詞に接頭辞 se- を付加し、以下の構文を用います。比較の対象 B は、se-形容詞の後に直接続けます。

 

A se-形容詞 B「AはBとおなじくらい~だ」
A tidak se-形容詞 B「AはBほど~ではない」

 

Adik saya setinggi saya.
(私の弟(妹)は私と同じくらいの背の高さです。)
Kesesakan lalu lintas di KL tidak seteruk di Jakarta.
(KLの交通渋滞はジャカルタほどひどくはない。)

se- にはこの他に、名詞に付いて「全~」、「~が同じ」という意味を表す用法や副詞句を作る用法があります。

 

名詞に付いて「全~」、「~が同じ」という意味を表す用法:もっとくわしく

副詞句を作る用法:もっとくわしく