東京外国語大学言語モジュール

「~は…です」の表し方(2) 形容詞文

形容詞句を文の述語とする場合、前置詞文と同様に、英語の be動詞のようなものは不要で、形容詞句を直接、文の述語として用いることができます。名詞文、前置詞文と同様に、主語と述語の間に adalah を入れることも可能ですが、普通は用いません。

 

主語 (A) (adalah) 形容詞句 (B).「AはBです。」
Baju awak cantik.
(君の服、かわいい。)
Bilik ini sejuk.
(この部屋は寒いです。)

形容詞の程度を表す語句には、以下のものがあります。形容詞の後に置くものは口語体です。

 

●形容詞の前に置くもの
terlalu 形容詞 「~すぎる」
sangat 「とても~」
sedikit 「少し~」

 

●形容詞の後に置くもの
形容詞 betul 「ホント~」
sangat 「すごい~」
sikit 「ちょっと~」
Mi goreng ini sangat pedas.
(このミ・ゴレンはとても辛い。)
Bagaimana kopi itu? Sedapkah? — Kopi ini terlalu manis.
(そのコーヒーはいかがですか?おいしいですか? — このコーヒーは甘すぎます。)
Pelajar tu pandai betul. Tapi dia malas sikit.
(その学生、ホント賢いんだけど、でも、ちょっと怠け者なんだよ。)