東京外国語大学言語モジュール

比較の疑問文・否定文

 比較の表現について学んできましたが、最後に構文が難しい比較の疑問文と否定文について学びましょう。
 
  「AとBはどちらが~ですか?」という比較の疑問文は、
 
     「A  ກັບ B +類別詞+ໃດ(+比較要素)+~ກວ່າ」
 
と言います。このように比較する物の類別詞を使うことが大きな特徴です。
 
 もう一つ、比較の表現で難しいのが、否定辞のある同等表現文です。比較の否定文は意味が曖昧なときがあります。これは、日本語でも「今日は昨日のように暑くない」という文は、「今日も昨日も暑くない」という場合と「昨日は暑くて、今日は昨日と違って暑くない」という場合があることと似ています。