東京外国語大学言語モジュール

数詞と類別詞

 数詞は、まず、1から10までを確実に覚えます。それから「一,十、百、千、・・・」と桁の言い方を覚えます。あとはこれらの語の組み合わせになります。例えば、「35」は「3」と「10」と「5」と順番に言います。ただし、次のような例外が2つあります。

 1)二桁以上の数字の場合で、一の位が「1」であるときは「ເອັດ」と言います。
 2)「20」は「2」と「10」を順番に言うのではなく、「ຊາວ」を言う語を使います。
 
 また、数詞と共によく使われる類別詞についてここで一緒に学びましょう。
  類別詞とは、名詞を特定化する語で、次の2つの用法があります。

 まず一つは、数詞と共に使って、名詞の数量を表す単位として使用します。このとき「数詞+類別詞」の語順をとります。

 もう一つは名詞の代名詞的な用法があります。「名詞+類別詞+指示形容詞」あるいは「名詞」がわかっているときには「名詞」部分を省略して「類別詞+指示形容詞」の形で使います。類別詞はいろいろありますが、名詞によってどの類別詞を使用するか決まっています。