東京外国語大学言語モジュール

不随意動詞文

 不随意動詞を使った肯定文と否定文を学びましょう。
 
 肯定文は「主語+不随意動詞」または「主語+不随意動詞(+補語)」です。
不随意動詞には、「空腹だ」や「きれいだ」という補語をとらない動詞がほとんどですが、例えば、「痛い」のように「何が痛い」のか、や「好き」のように「何が好き」なのか、の「何」の部分、すなわち補語をとる動詞もあります。

  否定文は、動詞の前に否定辞「ບໍ່」を置きます。不随意動詞はもともと自分の意思ではコントロールできない意味の動詞なので、随意動詞文と異なり、否定辞「ບໍ່+動詞」は否定の意志表現とはなりません。