東京外国語大学言語モジュール

動詞の種類

  ラオス語の動詞には、大きく分けて次の2種類があります。

 一つは、自分の意志でコントロールできる動作や状態を表す「随意動詞」です。これらに含まれる動詞には、「食べる」「行く」など、動作を表すものが多く含まれます。

 一方、もう一つは自分の意志ではコントロールすることができない動作や状態を表す「不随意動詞」です。これらに含まれる動詞には、「空腹だ」「暑い」など、状態を表すものが多く含まれます。日本語では、動詞と活用の形などが異なるために形容詞と呼んでいるものも、ラオス語では動詞の一種で、不随意動詞であると考えることができます。