東京外国語大学言語モジュール

Step3 : 031 : 位置を表す名詞語基式語幹式併記式

「~の前」「~の後」のように位置を表す名詞を用いるときは,의(の)を用いず,前の単語と分かち書きして並べるのが普通です。

(1)가게 앞(店の前)
(2)아버지 뒤(お父さんの後)
(3)침대 위(ベッドの上)
(4)의자 아래(イスの下)
(5)자동차 안(自動車の中)
(6)교실 밖(教室の外)

前の名詞が子音で終り,後に指定詞の입니다(です)助詞の은(は)が続くと連音化(終声字の初声音化)が起きます(Step1,2を参照)。ところで,自立した名詞が並んでいるときも連音化が起きますが,このときは終声音が初声音化します。앞(前)を例にあげてみましょう。

(7)책 앞 [책]+[압]→[채갑](本の前)
(8)부엌 앞 [부억]+[압]→[부어갑](台所の前)
(9)밭 앞 [받]+[압]→[바답](畑の前)
(10)옷 앞 [옫]+[압]→[오답](服の前)

옆(横)は前の名詞が子音で終ると[n]が挿入されます。

(11)입 옆 [입]+[녑]→[임녑](口の横)
(12)창문 옆 [창문]+[녑]→[창문녑](窓の横)
(13)테이블 옆 [테이블]+[녑]→[테이블렵](テーブルの横)

「私の前」「私の後」「私の横」などの「私の」は제を用い,제 앞,제 뒤,제 옆と言います。

(14)제 옆에 고양이가 있습니다.(私の横にネコがいます。)