이것(これ),그것(それ/あれ),저것(あれ),어느 것(どれ)は物事を指す代名詞です。것は「もの,こと」を意味する語で,必ず修飾語を伴う依存名詞です。例えば,이것(これ)は「このもの,このこと」といった意味を表しているわけです。이것,그것,저것はそれぞれ1つの語として扱い,分かち書きしませんが,어느 것は分かち書きします。
그것は聞き手の近くにある「それ」を指したり,話し手と聞き手が既に知っている「あれ」を指したりします(Step10の그を参照)。また「이것저것」は「あれこれ」の意味です。
것は「(誰の,どこの,いつの)もの」も表します。このとき것は濃音化して[껃]と発音されるのが普通です。