東京外国語大学言語モジュール

087 : 르変則用言語基式語幹式併記式

으語幹の用言の中で르を語幹末音とするものに変則的に変化するものが2つあります。ここではその1つ,르変則用言を学びます。

 

   基本形 해요体
陽母音  正則 따르다(従う) 따라요
르変則 모르다(知らない) 몰라요
陰母音  正則 치르다(支払う) 치러요
르変則 부르다(呼ぶ) 불러요
(語基)第Ⅲ語基で르のㄹがㄹㄹと重複し,르の直前の音節の母音が陽母音ならばㅡが落ちて-ㅏ-となり,陰母音ならばㅡが落ちて-ㅓ-となる。
(語幹)아/어が付く場合,르のㄹがㄹㄹと重複し,르の直前の音節の母音が陽母音ならばㅡが落ちてㅏとなり,陰母音ならばㅡが落ちてㅓとなる。

正則用言の들르다(立ち寄る)は아/어が付くと들러となります。ちょうど르変則用言の活用形のように見えるため,基本形を*드르다と勘違いすることがありますので注意して下さい。

 

  基本形 해요体
正則 들르다(立ち寄る) 들러요
르変則 흐르다(流れる) 흘러요

 

語彙例

 陽母音

  가르다(分ける),모르다(知らない),오르다(上がる); 

  다르다(異なっている),빠르다(速い)

 陰母音

  기르다(育てる),부르다(歌う,呼ぶ),주무르다(もむ),흐르다(流れる); 

  부르다((おなかが)一杯だ),서투르다(下手だ)