動詞の基本的な活用を学びましょう。
母音語幹 | 가다(行く) |
갑니다(行きます) |
ㄹ語幹 | 놀다(遊ぶ) |
놉니다(遊びます) |
子音語幹 | 먹다(食べる) |
먹습니다(食べます) |
가다[가다](行く),놀다[놀다](遊ぶ),먹다[먹따](食べる)を基本形あるいは辞書形と言います。
この基本形の다の前を語幹と言います。
語幹は母音語幹,ㄹ語幹,子音語幹の3種類に分かれます。
基本形の다は,母音語幹とㄹ語幹のときは[da 다],ㅎ・ㄶ・ㅀ以外の子音語幹のときは[따]と発音されます。
ㅎ・ㄶ・ㅀの子音語幹のときは[타]と発音されます。
갑니다(行きます),놉니다(遊びます),먹습니다(食べます)は叙述形です。
また,この丁寧な言い方を上称形と呼び,-ㅂ니다,-습니다の付いた上称形の文体を합니다体と言います。
ㅂ니다は常に[ㅁ니다],습니다は常に[씀니다]と発音されます。
では,動詞の上称形の叙述形の作り方を見ていきましょう。まず,母音語幹から見てみます。가다が갑니다となります。
次にㄹ語幹です。놀다が놉니다となります。
そして子音語幹です。먹다が먹습니다となります。
上称形の否定形は次の通りです。
母音語幹 | 가다(行く) |
가지 않습니다(行きません) |
ㄹ語幹 | 놀다(遊ぶ) |
놀지 않습니다(遊びません) |
子音語幹 | 먹다(食べる) |
먹지 않습니다(食べません) |
지は,母音語幹とㄹ語幹のときは[ʤi 지],ㅎ・ㄶ・ㅀ以外の子音語幹のときは[찌]と発音されます。
ㅎ・ㄶ・ㅀの子音語幹のときは[치]と発音されます。
また,않습니다は[안씀니다]と発音されます。
上称形の疑問形は語尾の最後の文字다を까に変えます。
母音語幹 | 가다(行く) |
갑니까?(行きますか) |
가지 않습니까?(行きませんか) |
ㄹ語幹 | 놀다(遊ぶ) |
놉니까?(遊びますか) |
놀지 않습니까?(遊びませんか) |
子音語幹 | 먹다(食べる) |
먹습니까?(食べますか) |
먹지 않습니까?(食べませんか) |
否定の疑問形はそうしないことを確認する調子で尋ねる意味を表し,勧誘の意味は表しません。例えば,가지 않습니까?(行きませんか)は,相手が行かないと言ったとき,「行かないんですか」と尋ねる意味です。