東京外国語大学言語モジュール

086 : 으語幹の正則用言語基式語幹式併記式

母音語幹の用言のうち,語幹末音節の母音がㅡの語幹を으語幹と言います。この語幹に아/어が付く場合,ㅡが規則的に変化します。

 

まず,語幹が1音節のときです。

 

  基本形 해요体
1音節 쓰다(書く) 써요

 

(語基)第Ⅲ語基でㅡが落ちて-ㅓ-が付く。

語彙例

 끄다((火を)消す),뜨다(浮かぶ),쓰다(書く,使う); 쓰다(苦い),크다(大きい)

 

語幹が2音節以上のときは次の通りです。

 

  基本形 해요体
2音節 陽母音 아프다(痛い) 아파요
陰母音 기쁘다(うれしい) 기뻐요
(語基)第Ⅲ語基でㅡの直前の音節が陽母音ならばㅡが落ちて-ㅏ-が付き,陰母音ならばㅡが落ちて-ㅓ-が付く。

語彙例

 陽母音

  다다르다(たどりつく),따르다(従う),모으다(集める); 

  고프다((腹が)すいている),나쁘다(悪い),바쁘다(忙しい),아프다(痛い)

 陰母音

  들르다(立ち寄る),무릅쓰다((危険を)かえりみない),치르다(支払う); 

  기쁘다(うれしい),슬프다(悲しい),예쁘다(かわいい)