これだけは覚えよう
1 「Nをください」は、自分にNを与えるよう求めるときに用います。
¶ほしい対象
N
は、「
N
を」の形で表わします。
2 「Nをください」は、対象が、自分より下の立場の人に対して使います。たとえば、教師が学生からものを受け取るときや、店で商品を求めるとき、レストランなどで注文するときなどに使います。
3 話し手にとって利益になるものを聞き手に丁寧に求めるときには、「Nをくださいませんか」を使います。
4 商品を求めるときや、注文するときには、「ください」の代わりに「お願いします」を用いることもあります。
5 買い物やレストランなどでの注文のとき、「を」を省略して「N、ください」と言うこともあります。
6 人にものを頼むときには、聞き手に対して「すみません」と呼びかけることが多いです。
余裕があれば
7 「ください」の辞書形は「くださる」(→「やりもらい」参照)です。