これだけは覚えよう
1 ナ形容詞も、Nの性質や特徴(色・形・大きさなど)、状態について述べることができます。
¶イ形容詞述語の場合と同様、ナ形容詞述語の主語も「は」で表わすのがふつうです。(「Aいです/Aくありません/Aくないです」
参照)
2 ナ形容詞の過去の形は「NAでした」「NAではありませんでした」です。
3 疑問文を作るときには、名詞(「Nですか」)、動詞(「Vますか」)、イ形容詞(「Aいですか」)の場合と同様、文の終わりに助詞「か」をつけます。例文(2)(3)のAを見てください。(疑問文と「か」の働きについては「終助詞」の解説Ⅰ)
4 「きれい」「ゆうめい」「きらい」などは、「い」で終わっていますが、ナ形容詞です。イ形容詞と混同しないように注意しましょう。
余裕があれば
5 「NAです」の否定の形には、「NAではありません」「NAではありませんでした」のほかに、「NAではないです」「NAではなかったです」という形もあります。
¶しかし、「
NA
ではありません」「
NA
ではありませんでした」のほうがふつうです。
6 話しことばでは、「NAではありません」「NAではありませんでした」が「NAじゃありません」「NAじゃありませんでした」になることが多いです。