日本語文法 02.18.1 Aかったです／Aくありませんでした／Aくなかったです：解説

Step1 : Aかったです／Aくありませんでした／Aくなかったです

これだけは覚えよう

１　過去の時点でのＮの様子や状態について述べるときは、「Aかったです」などの形を使います。

は

　 Aかったです

　 Aくありませんでした／Aくなかったです

(1)このかばんは高かったです。

２　過去形は「Aい」の「い」を「かったです」に変えて作ります。過去の否定の形は、「Aい」の「い」を｢くありませんでした｣または｢くなかったです｣に変えて作ります。

たか	い（辞書形）いです（非過去・肯定）かったです（過去・肯定）くありませんでした（過去・否定１）くなかったです（過去・否定２）

(1)このかばんは高かったです。

(2)パーティーの料理はおいしくありませんでした。

(3)きのうは寒くなかったです。

３　「Nはどうでしたか」で、過去の時点での様子・状態をたずねることができます。

(4)A：北海道はどうでしたか。

　　B：寒かったです。

¶「Nはどうでしたか」で、過去のことについての意見や感想も求めることができます。

(5)A：きのうの映画はどうでしたか。

　　B：おもしろくありませんでした。

４　否定形には2つの形がありますが、否定形２は否定形1に比べてややくだけた言い方ですので注意しましょう。

５　イ形容詞「いい」は、活用が例外です。