東京外国語大学言語モジュール

Step1 : Nの上/下/中/前/後

これだけは覚えよう
1 あるものや人の位置をほかのものや人との関係で表わすときには、次のような構文を使います。
 
N1
[もの・生きもの]
N2
[位置]
  N1:もの・生きもの
  N2:位置
 
(1)机の上
(2)机の下
(3)家の前
(4)家のうしろ
(5)教室の中
(6)教室の外
(7)田中さんの右
(8)田中さんの左
(9)田中さんのとなり(横)
2 位置を表わす語には、次のようなものがあります。
 上 下 前 うしろ 右 左
 中 内 外
 向かい となり 横 そば 近く
 東 西 南 北
3 1の「N1のN2」を「NにNがあります/います」で勉強した「NにNがあります」にあてはめると、次のようになります。
 
N1
[もの・人]
N2
[位置]
N3
[もの]
あります
 
 
N1
[もの・人]
N2
[位置]
N3
[生きもの]
います
 
(10)机の上に本があります。
(11)机の下にかばんがあります。
(12)かばんの中にノートがあります。
(13)田中さんの右に山田さんがいます。
(14)田中さんの左に木村さんがいます。
(15)家の前に猫がいます。
(16)家のうしろに車があります。
4 1の「N1のN2」を「NにNがあります/います」で勉強した「NはNにあります」にあてはめると、次のようになります。
 
N1
[もの]
N2
[もの・人]
N3
[位置]
あります
 
 
N1
[生きもの]
N2
[もの・人]
N3
[位置]
います
 
(17)ポストは家の向かいにあります。
(18)埼玉は東京の北にあります。
(19)田中さんは教室の中にいます。
(20)山田さんは教室の外にいます。
5 1の「N1のN2」をすでに勉強した「NはNです」にあてはめると、次のようになります。
 
N1
[もの・人]
N2
[位置]
N3
[もの・人]
です
 
 
N1
[もの・人]
N2
[もの・人]
N3
[位置]
です
 
 
(21)家の前は公園です。
(22)山田さんのとなりは田中さんです。
(23)学校は家の近くです。
(24)本はかばんの中です。