東京外国語大学言語モジュール

Step1 : Nです/Nではありません

これだけは覚えよう
1  あるものや人などが、何であるか、また何でないかを表わすときには次のような構文を使います。
 
N
です
ではありません
 
(1)朝です。
(2)朝ではありません。
(3)学生です。
(4)学生ではありません。
(5)春です。
(6)春ではありません。
2  名詞(N)を述語として使うときには、1のように、「です」や「ではありません」をつけます。「ではありません」は「です」の否定形です。なお、「です」も「ではありません」も丁寧形です。このプログラムでは、丁寧形を中心に勉強します。くわしくは「普通形と丁寧形」を見てください。
3  「Nです」は、自己紹介のときに使えます。
(7)田中です。
(8)キムです。
余裕があれば
4  「Nです」の否定の形としては、「Nではありません」のほかに「Nではないです」という形もあります。
(9)朝ではないです。
(10)学生ではないです。
しかし、「Nではありません」のほうがふつうです。
5  話しことばでは、「Nではありません」が「Nじゃありません」になることが多いです。