東京外国語大学言語モジュール

Vて(て形)

これだけは覚えよう
1 「て形」は動詞の活用形の一つです。さまざまな文法形式を作るときに使われる重要な形ですので、特に学習が必要です。
2 「て形」はたとえば次のように使われます。
(1)小林さんは青いシャツを着ています。(「Vています(進行)/Vていません」参照)
(2)手紙に書いてありました。(「Vてあります」参照)
(3)6時に起きて、ジョギングをしました。(「VてVます」参照)
(4)ごはんを食べてから、歯をみがきます。(「VてVます」参照)
(5)立ってください。(「Vてください」参照)
(6)もう一度言ってくださいませんか。(「Vてくださいませんか」参照)
(7)あした、休んでもいいですか。(「Vてもいいです」参照)
(8)本を読んであげます。(「Vてあげます」参照)
(9)ビールを買っていきます。(「Vていきます/Vてきます」参照)
(10)食べてみます。(「Vておきます/Vてみます」参照)
3 「て形」の作り方は、カードファイルのとおりです。「グループ1・2・3」については、「動詞の3種類」を見てください。なお、「〇ぬ→〇んで」となる動詞は「死ぬ」だけです。
4 「ます形」と「て形」の対応関係は次のようになります。
<グループ1>
〇います
〇ちます
〇ります
  
〇って
  かいます
  まちます
  つくります
  かって
  まって
  つくって
〇にます
〇びます
〇みます
 
〇んで
  しにます
  あそびます
  よみます
  しんで
  あそんで
  よんで
〇きます
〇いて
  かきます
  かいて
〇ぎます
〇いで
  およぎます
  およいで
〇します
〇して
  はなします
  はなして
 
<グループ2>
〇ます
〇て
  おきます
  たべます
  おきて
  たべて
 
<グループ3>
します
きます
して
きて