東京外国語大学言語モジュール

Vました/Vませんでした

これだけは覚えよう
1 動詞「Vます」で表わされることがらが過去にあったことを表わすときは「Vました」を使います。
 
   (Nは/が)
    Vました
    Vませんでした
 
(1)きのうわたしは勉強しました。
(2)むかし、学校の門のそばに大きい木がありました。
(4)A:きのう地震がありましたか。
  B:はい、ありました。
2 「Vました」は「Vます」の「ます」を「ました」に変えて作ります。
3 否定の形は、「Vません」に「でした」をつけて作ります。主な動詞の形は、「動詞の3種類」の一覧を見てください。
(3)きのうは雨が降りませんでした。
4 「Vました」で、基準時から見てその動きが実現済み(完了)であることを述べることができます。英語の「have + pp」にあたります。
(5)A:試験は終わりましたか。
  B:はい、終わりました。
5 Nが何であるかわかっている場合は、「Nは/が」を省略することがあります。(「Vます/Vません」、「Vますか」参照)
余裕があれば
6 「Vました」で動きの完了を表わすときは、「もう」といっしょに使うことが多いです。
(6)A:試験は終わりましたか。
  B1:はい、もう終わりました。
  B2:いいえ、まだです。
¶「まだです」は not yet の意味です。