東京外国語大学言語モジュール

存在文

■ada「ある,いる」を用いた存在文
 
【1】存在していることを主眼に述べる
 
※ 「存在する物(人)」は ada の後に続け、 “ada ~” 「(△△に)~がある/いる」となります。
 
[1] Ada sebuah mobil di depan rumah saya.
私の家の前に自動車が一台ある。
 
[2] Ada sesuatu di bawah méja itu.
その机の下になにかがある/いる。
 
[3] Di rumah saya ada lukisan yang sangat besar.
私の家には、とても大きな絵画がある。
 
[4] Tidak ada masalah apa-apa.
何の問題もない。
 

【2】存在している場所がどこかを主眼に述べる
 
※ 「存在する物(人)」は主語となり、 “~ ada di △△”「~は△△にある/いる」となります。
 
[5] Orang tua saya ada di kampung.
私の親は郷里にいる。
 
[6] Mobil saya masih ada di béngkél.
私の自動車はまだ修理工場にある。
 
[7] Rumah saya ada di Jalan Sudirman.
私の家はスディルマン通りにある。
 

■adaを用いずに存在する場所を述べる
 
※ 前置詞 di は「~に/~で」と場所を表しますが、di 前置詞句だけで存在していることがわかるため、会話ではadaを用いず di 前置詞句だけで述語を構成することがあります。
 
[8] Dia di rumah sakit.
彼(彼女)は病院にいる。
 
[9] Rumahnya di Osaka.
彼(彼女)の家は大阪にある。