東京外国語大学言語モジュール

存在文

 「~がある」「~がいる」とのように存在について述べる文を《存在文》といいます。存在を表す基本的な動詞として ada「ある,いる」があります。adaの用い方の基本は以下の通りです。

【1】存在していることを主眼に述べる: “ada ~” 「(△△に)~がある」
【2】存在している場所がどこかを主眼に述べる: “~ ada di △△”「~は△△にある」

 なお特に会話では、存在している場所を述べる場合、adaを用いず、主語と前置詞di「~」を伴う前置詞句だけで言うことがよくあります。