東京外国語大学言語モジュール

二重主語文

 「象は鼻が長い」のような文を《二重主語文》と呼ぶことがあります。大きな枠組みとして「象は」が主語、「鼻が長い」が述語となっていますが、この述語はさらに「鼻が」と「長い」という《主語-述語》の構成となっていると分析できます。
 インドネシア語では、「AはBがCである」という二重主語文は【A B-nya C】が基本の文型となります。