東京外国語大学言語モジュール

066: 比較級と最上級の用法 (3) ― 副詞的用法

 ドイツ語の形容詞はそのままの形で副詞としても使えます。
 
(1)
Er spricht gut Englisch. 彼は英語がうまい。(<うまく英語を話す)
 これは比較級や最上級でも同じです。比較級を副詞として使うときはそのままの形で,最上級は am –sten の形で使います。
 
(2)
Er spricht besser Englisch als Deutsch. 彼はドイツ語よりも英語の方がうまい。
 
(3)
Er spricht am besten Englisch von uns. 彼は私たちの中で英語が一番うまい。
 副詞の比較級・最上級の用法もこれと同じです。gern(好んで)の例を挙げておきます。比較級は lieber,最上級は am liebsten です。
 
(4)
Ich trinke gern Wein. 私はワインが好きだ。(原級)
 
(5)
Ich trinke lieber Wein als Bier. 私はワインの方が好きだ。(比較級)
 
(6)
Ich trinke am liebsten Wein. 私はワインが一番好きだ。(最上級)