1. 「~と思った」
「私は~と思った」と言う場合は fakkart を使うのが一般的です。
فكّرت إنّه سوريا رح تخسر.
((私は)シリアは負けると思いました。 (語彙モジュール))
[fakkart ʔənn-o suuriya raħ-təxsar]
ʔənn-o を使わない言い方もできます。
فكّرته رح يعارض.
(彼は反対すると思いました。)
[fakkart-o raħ-yʕaareD]
(ドラマ『バーブ・ル・ハーラ』第3部, 第28話より)
2. 「~と思う」
「私は~と思う」と自分の考えを述べる場合は bZənn を使うのが一般的です。
بظنّ إنّه ما رح تجي.
(彼女は来ないと思います。)
[bZənn ʔənn-o maa raħ-təʒi]
ʔənn-o を使わない言い方もできます。
ما بظنّه ما يوافق.
(彼が賛成しないとは思いません。)
[maa bZənn-o maa ywaafeʔ]
(ドラマ『バーブ・ル・ハーラ』第2部, 第31話より)
3. 「確かに~だ」
動詞 tʔakkad (yətʔakkad) 「確認する、確信する」の能動分詞 mətʔakkedを使った<mətʔakked ʔənn-o ~ >の文型で、「確かに~だ」と自信を持っていることについて述べることができます。
أنا متأكّد إنّه الإدعشري هو الحرامي.
(私は絶対にイダアシャリーが泥棒だと思う。)
[ʔana mətʔakked ʔənn-o l-ʔidaʕaʃari huwwe l-ħaraami]
女性が言う場合は mətʔakkde となります。
متأكّدة إنّي شفته.
(彼、確かに見たことある。)
[mətʔakkde ʔənn-i ʃəft-o]
4. 「AをBとみなす」
動詞 ʔtabar (yəʕtəber) を使うと、本当はそうではないものを「~とみなす」と述べることができます。
أخوكي ما بيحكي معي. معتبرني عدوّه.
(貴女のお兄さんは私と話してくれない。私を敵だと思っているんだ。)
[ʔaxuu-ki maa byəħki maʕ-i. məʕtəber-ni ʕaduww-o]
(ドラマ『バーブ・ル・ハーラ』第1部, 第25話より)